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執筆者の写真学生応援団

【NO YOUTH NO JAPAN×学生応援団】U30に今、届けたい映画



映画を通して、社会問題を身近にかんじてもらい、「自分事」として考えるきっかけを届けようという思いから始まった本企画。

U30世代のための政治・社会の教科書メディアとして活躍されている、NO YOUTH NO JAPANさんに、東京国際映画祭の魅力や私達の活動に対する思いについて取材していただきました。





『パッドマン』から歩み寄る「女性格差」


-あらすじ-

現代のインドで “生理ナプキン”の普及に生涯をかけた男の感動の実話。

「愛する妻を救いたい。」その一途な想いを胸に タブーを恐れず清潔で安価なナプキン作りに挑んだ男の行動が、やがてインド5億人の女性たちの救済へと繋がっていく。


○映画をみたメンバーをみたメンバーからのコメント

本当の意味で相手を尊重するとはどういうことか。

“生理”という身近な問題だからこそ見えてくる、性差を超えた人としての在り方について考えさせられます。」(学生応援団 片柳博貴)

 



『スリーオブアス』から知る「移民格差」


ーあらすじー

フランスの人気コメディアンであるケイロンが、父の若き日を演じ、自らメガホンも取った感動の実話ドラマ。イラン政権に異を唱える活動家であった父は、政府によって7年以上に渡り投獄される。政府から命を狙われるようになった父が、1983年に家族を連れ、命懸けでフランスに亡命する様子や、そこで送る移民としての新しい生活が描かれる。


○映画をみたメンバーをみたメンバーからのコメント

「主人公が対峙する苦闘に触れ、クルド人問題を“自分とは関係のない他人事”として距離を置くのではなく、“共生とは何か”について考えるきっかけとなる一本です。」

(学生応援団 小沼あみ)



どちらもユーモアたっぷりのストーリーでありながら、社会に蔓延る様々な問題に疑問を投げかけてくれる作品です。きっとあなたの映画の世界が広がるはず。

さらに、ジェンダーや移民問題を扱った今年の上映作品6本と、私たちの映画に対する熱い思いを、NO YOUTH NO JAPANさんのnoteにて紹介して頂いています。

ぜひ下記のリンクよりご覧ください。





NO YOUTH NO JAPAN

若者が声を届け、その声が響く社会をつくる。


~NO YOUTH NO JAPANについて~


政治や社会に関して「知って、スタンスを持って、行動する」という参加型デモクラシーがいきわたった社会を、U30世代からつくっていきたい、という想いをもって、SNSを中心に活動の輪を広めている。 メンバーは大学生を中心とした、高校生や社会人も含めた約60名。現在、Instagramのフォロワーは4.8万人を超えている。

若さ溢れるエネルギーと、「社会を変えていく」強い芯をもったNO YOUTH NO JAPANの皆さん。 U30世代のために立ち上がろうしたきっかけや、活動に対する思いをお聞きしました。



活動を始めたきっかけは?


2019年7月の参議院選挙のときに「U30世代の投票率を上げたい!」とInstagramアカウントを立ち上げ、選挙や投票について発信を始めました。その後はInstagramを「U30のための政治・社会の教科書メディア」と位置づけ、社会トピックについて幅広く情報発信を1年間続けてきました。全ての企画が、政治や社会を「知って・スタンスを持って、行動する」の各ステップに踏み出す「入り口」として、分かりやすく楽しいコンテンツであることを大事にしています。


課題だらけの今の社会を諦める流されるのではなく、わたしたちが生きていく社会をどうしたいのかを考え、期待できるこれからをつくるためにまずはわたしたちが行動する。

「これからの日本や社会を少しでも良くするために、自分にもできることがある」と信じること、そして「楽しむ気持ち、希望を持てる気持ちがないと始まらない」というワクワクを常に持ち続けることが、NO YOUTH NO JAPANメンバーが大事にする想いです。


ワクワクしなくちゃ始まらない!

活動を始めた立ち上げメンバーは、デンマーク留学中に現地の選挙を若い世代が楽しんでいることに衝撃を受けました。学校の空いた時間や夜にお酒を飲みながら選挙の話を友達同士がしていたり、まちで選挙の争点にちなんだ仮装をして選挙広報をする学生もいる。選挙は義務でも小難しいものでもなくまず楽しいものであり、同時に自分の未来を選ぶという意味で自分事に捉えられていました。

専門的で、よく分からなくて、希望が持てなくて、そんな心持ちでは政治や社会を知ることも意見を持つことも誰にとっても難しい。だからこそ、共感できたりワクワクしたりするポイントが何か1つでもあることが大事だと思います。


映画を通して社会や政治に心を動かされること、もっと知ってみたいと思うことが出てきたら、ぜひNO YOUTH NO JAPANを思い出してみてください。自分の知らない世界や生き方を知ったり想像したりするワクワクを、社会への希望を捨てないパワーを、届けていきたいと思います。





最後にお知らせ・・・!

NO YOUTH NO JAPANさんの初の書籍『NO YOUTH NO JAPAN vol.1 わたしたちの生きたい社会をつくろう』が、全国の書店にて発売中です!



活動開始1周年となった7月21日までの1年間、Instagramの総投稿数は231枚にもなるそう。活動の原点でもある『投票』を中心テーマに、U30世代に刺さる知識やメッセージが詰まった一冊です。

なぜわたしたち若い世代こそ投票しないといけないのか、投票にはどんな意味があるのか、政治という言葉のもとでは何が行われているのか。そんな問いに対する私たちの考えを、投票する理由に乗せて作成した投稿を、冊子向けに再構成して掲載しています。投票は、政治や社会を少しでもいい方向に変えるためにまず最初にできることだ、と感じてもらえたらと思っています。

『わたしたちの生きたい社会』に変えていくチャンスでもあるということ

共に社会をつくっていく皆さんと、今だからこそ共有したい内容を盛り込めたんじゃないかと思います。」(NO YOUTH NO JAPANさんnote記事より)

若いからといって、政治に対して意見を言うことは決して恥ずかしいことではない。この冊子を通して『投票』に対する考え方がきっと変わるはず。

社会を変える一歩を、NO YOUTH NO JAPANさんと共に踏み出してみてはいかがでしょう。



(文=小沼あみ)



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